サイパンダイビングショップ・サイパンメイダイブ１９６８・サイパンポイント情報・２００８０３０３

コメント：マツオダイスケ

最近のサイパンの天気は晴れ、曇り、雨と少し不安定な天気が続いています。

幸いダイビング中には雨に降られることなく、快適ダイビングを楽しむことができています。

ビーチはグロット・オブジャン・ラウラウいずれもエントリーすることができます。

さて、今回のポイント情報は沈船（松安丸）からお伝えします。

港によって移動時間は異なるのですが、近いところでは乗船時間が５分もかかりません。乗船時間が短いので、船に弱い方でも快適に遊んでいただけるのではないかと思います。

また、今の時期はインリーフの透明度があがり、旬な時期でもあります。

そして、今日は当たりの日でした。

「透明度良し！流れも緩やか！」で快適に遊ぶことができました。

アンカーを打ったところから松安丸まで泳ぐのもとても楽チン♪で、魚たちものんびり泳いでいるように見えました。

アカヒメジの群れが船上に敷き詰まられたようにいるので、船を横切るには嫌でもアカヒメジの中に突入しなければなりません。

すると、アカヒメジが一斉に反応してダイバーの通り道ができあがります。

魚には悪いのですが、この瞬間がとても綺麗です。しかも、太陽が燦燦と降り注いで乱反射も加わっているので格別です。

船の瓦礫を除けば、群れてる魚以外にもいろんな生き物がいる松安丸です。

ウミウシに暗がりが好きな魚たち、それからカワイイ幼魚たちも住処にしています。

砂地には各種ハゼや綺麗なスズメダイもサンゴに花を咲かせたように泳いでいます。

そして、船の隙間を通るアドベンチャー的な遊びもできてしまう松安丸です。

隙間からは少し陽が差してるので、雰囲気の良い「陰と陽」の通り道になっています。

砂を巻き上げないように、優しくフィンキックをして潜り抜けます。

ところが、今日はその通り道に今回の画像の「ネムリブカ」も泳いでいました。

ネムリブカが狭い隙間の中を旋回して泳いでいます。

たまに、こちらに向かって泳いではサメの迫力を垣間見せてくれました。また、陰と陽の世界がサメが持つダークなイメージを頭にチラつかせます。（※ ネムリブカは大人しいサメです。）

でも、その陰と陽のシルエットがとても格好良く、僕はうっとり♪でした。

また、このシチュエーションで会いたいものです。

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