サイパンポイント情報
2007年12月17日号
○ポイント情報


日 時 : 12月17日
場 所 : ミクロネシア・サイパン
ポイント : オブジャン
天 候 : 晴れ
 風 : 北東 7.1m 
波 高 : −m
気 温 : 30℃
水 温 : 28℃
透明度 : (↓)40m
透視度 : (→)40m
I N : 9:30
OUT : 10:22
潜水時間 : 52分
MAX : 19.0m
AVE : 11.8m
撮影 : マツオダイスケ


コメント : マツオダイスケ

ここ最近は風が弱い日が多く、オブジャンとラウラウの水面はザバザバしていないことが多かったです。

しかし、グロットには大きな波が「ドッカーン!!」と来ているようです。当日の海況とお客様のご様子次第ではご案内することも可能です。

さて、今日のオブジャンではいろんな生き物を見てきました。

画像の魚は後ほどご紹介するとして、オブジャンの代名詞的な生き物・ガーデンイールを観察しに沖へ向かいました。

オブジャンの水質がクリアだと、どこまでも突き抜けて見えるのですが、今日は少し白く霞み気味でした。それでも、透明度は40m近くあるのがサイパンの凄いところです。

沖へ出ると「真っ白な砂地へようこそ!」と言いたいところですが、依然「藻」が増え続けています。砂地全体を見渡しても藻の絨毯がところどころに見られます。

大きく海が荒れると水底も掃除されて綺麗な砂地に戻るのですが・・・。もし荒れるなら、メイダイブとしてはお客様のいないときにお願いしたいものです。

砂地から生えるように生活しているガーデンイールは相変わらず元気です。・・・・が、どうしても藻が背景にあるとパターンとオブジャンの白砂に光が降り注ぐパターンの背景をどうしても比べてしまう自分がいます。

しかし、現在の藻が背景のパターンも「今のうち」と言うことでオブジャンへ行かれる方は藻パターンのオブジャンも楽しまれてくださいね。






2種類のガーデンイールを観察したあとは、ウツボ、黄色が映える魚、カエルウオなど表情様々な魚観賞を楽しみました。

また、沖は流れが強くなってきましたので、早めにリーフ側へ戻りました。根の影に入ってしまえば、あとはのんびりです。

根の周りの生き物を探しながら帰路に向かうと、あらびっくり!ネッタイミノカサゴが1、2、3、4、5匹ぐらい岩裏にくっついていました。

またまた、ビックリ!?似てるけどでもちょっと違う生き物も発見!!!

正体は今回の画像のヒレボシミノカサゴです。

派手派手なカラーリングに「ヒレボシ」と言うだけに、背鰭に星もくっきりです。また手のひらサイズのコジンマリした大きさも可愛さのひとつではないでしょうか。

サイパンでは見かけることが少ない魚なのでとても興奮しました。しかも、2匹同時にです!!興奮しないわけにはいかないです。

お客様に「スゴイ!すごい!DOSUKOI!」を連発して、僕の興奮度をお伝えしました。 (調子に乗って、どすこいは勢いで書いていました。苦笑)

小さな穴にひょこり隠れたりもしましたが、また出てきてくれてお客様にもしっかりと見ていただくことができました。

大物もいいけど小物も万歳です!

また、前々回お伝えしたハダカハオコゼは引越しをしたようで、違う場所で年越しをするようです。できればまた年内に再会したいです。

来週はクリスマス!再来週は大晦日!と言うことで一工夫凝らしてお伝えしたいと思っていますが、「僕の頭にアイデアがひらめくのか?」と大きな問題が残っていました。。。 期待しないでお待ちください。

それでは、また来週お会いしましょう!