サイパンダイビングショップ・サイパンメイダイブ１９６８・サイパンポイント情報・２００７０６２２

コメント：マツオダイスケ

久しぶりのポイント情報となりました。更新が滞っており大変申し訳ございません。

毎週末更新するよう努めて参りますのでよろしくお願いいたします。

さて、天気図を見るとサイパン上空には雲が無いのですが、周りにはモジャモジャと低気圧があり海にも影響が出てきています。

ボートポイントの北方面はウイングまでエントリーすることができますが、さらに北のバンザイ・スポットライトは厳しい状態です。

テニアンのフレミングは激流でエントリー不可との情報も聞こえてきます。

ビーチもウネリが入り、荒れ模様で透明度も良くありません。ラウラウはカレント強し！底揺れで砂が待っていて濁りに拍車をかけていました。

グロットは大きな波があり、エントリー＆エキジットの際には注意が必要です。オブジャンは波が高く入ることができませんでした。とは言え、海も少し落ち着きを取り戻してきているようにも感じます。

さて、今日はヘルフリッチに会いにグロットへ行ってきました。ヘルフリッチはリクエストも多くとても綺麗なハゼです。

お客様はパワーアップしたNEWカメラをお持ちになられていたのでとても楽しみにされていました。

ヘルフリッチを目指して深度を下げていくと、ギンガメアジのカップル、オニカマスとチラチラと目に入ってきます。

しかし、目指すはヘルフリッチ！後ろ髪引かれながら目的地まで降りていきます。

そして到着しました。「どうぞ！バシバシと撮影してください。」と言いたい所ですが、いるのはハタタテハゼのみです。

「・・・・・あれ？・・い、いない。」申し訳ない気持ちでいっぱいでとてもツライ１ダイブでした。

お客様の今回の目的のひとつはヘルフリッチです。翌日はボートダイブですのでトライするなら今日しかありません。

お客様と相談してもう一度トライすることになりました。深度がありますので、水面休息を長く取りました。

窒素を抜いて再びエントリー。「いるかな？いないかな？」と期待と不安を抱えつつ深場へ潜降していきます。

今度はバッチリ！２匹仲良く寄り添うように泳いでいます。待ちに待った瞬間です。お客様も撮影モードに入りバシバシと写真を撮られていました。

また、「イリビア・マリアナ」と言うゴマ粒より小さなウミウシやナポレオン＆カスミアジ、極太のオニカマス、固有種のクマノミ、ハゼと見ることができました。

なによりも、お客様がじっくり撮影できたのが良かったです。

僕は写真を撮らなかったので、今回の画像は前にお客様が綺麗に撮影されたのを使わせていただきました。

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