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マツオダイスケ
今週は風が強く、GWに向けて気になる風模様?です。
グロットは大きな波が来ているのでエントリー&エキジットには注意が必要です。ラウラウは水面がザバザバとしており、少し濁り気味です。オブジャンには行っていないのですが、リップカレントは「強め」とのことです。
昨日到着されたお客様は今日がダイビング初日です。風も強いので無理をせずラウラウへ遊びに行ってきました。「じっくり見てみたいハゼがいる。」「ウミウシ探しもしてみたい!」と言うことでしたので、プチ捜索隊を結成して潜ってきました。
エントリーすると目の前に黒い塊が視界に飛び込んできます。朝一番でも闘いは始まっていました。そう、アジ玉vs捕食者です。
大きなカスミアジ、バラフエダイ、イソマグロが盛んにアタックをしています。弾けるように散らばりアジも必死です。さらに今日はロウニンアジまで来ていました。今考えると、これが濃いダイビングの始まりでした。
手前の浅瀬ではウミウシを探しながら沖へと向かうも、お客様が見つけてくださったイボウミウシの仲間の1個体のみでした。1個体も見つけることができなかった自分にガッカリです・・・。
しかし、サイパンであまり見ることができない真っ赤なヒレボシミノカサゴやテーマのオドリハゼ、ハタタテシノビハゼとカワイイ生き物を見ることができました。
またダイバーが近くにいても脇目も振らずにご飯を食べ続けるカメを見ることができました。
ジリジリと背中に日差しを感じ休憩を取っていると黄色のチョウチョウがヒラヒラと僕らの周りを飛んでいます。とても綺麗な黄色でしたのでとても印象に残りました。
1本目のリベンジで気合を入れてエントリーです。見つかるときは不思議なものでポンポンとウミウシが出てきます。
グロテスクなチドリミドリガイ、地味なタスジミドリガイ、ゴマのようなトンプソンアワツブガイ、そして今回の画像でもあるフジナミウミウシ。
大きさは7mm程でサイズも可愛くて、地味な色合いのウミウシの後だけにビビッドな配色が際立って見えました。
また近くには色彩変異なのか白色のニライカサゴもジッと固まっています。いつも見るのは茶系の色なのでこれには驚きました。
さらに、カメ2匹が食事をしていて上を見ればイソマグロが徘徊しています。岩陰にはマックロクロスケのようなプチ・ゴンズイ玉まで現れて休む暇なしです。
生き物との遭遇を重ねるたびにどんどん楽しくなってきます。また、普段会わないような生き物やいろんな色も楽しむことができました。「ラウラウ面白いです!!!」
帰りは違うカメが前を泳いでいたので先導してもらって帰ってきました。
エキジットして思ったのは休憩中に見たチョウチョウは「幸せの黄色いハンカチ」ならぬ「黄色いチョウチョウ」だったんだなと。
あれ?・・・・・やらかしたかな???笑