コメント : マツオダイスケ
3月末に休暇をいただき日本に帰国して、4月にサイパンへ戻って感じたことがあります。
3月は肌寒く感じることが多かったのですが、4月はカラっ!と暑く夏に向けて南国らしさがドンドン出てきています。
今週は台風の影響で潜れない日もありましたが、台風通過後は海も穏やかです。ボートポイントなどは一部ウネリがあり透明度が良くないところもありました。
久しぶりの更新で文章を書く感覚がさらに鈍っていますが、最後までお付き合いください。
行ってきましたのは、サイパン北部にあるポイント。グロットです。
潮の高い時間帯でしたが、大きな波もなく穏やかでした。外洋へ出ると流れが強く、流れに向かって泳がないとドンドンと目的地から離れていってしまいます。
流れに負けないよう頑張って泳いで、深場にいるヘルフリッチまでたどり着くことができました。水底に這うと踏ん張れるのですが、体を立たせてると「サーー。」と流れて行ってしまいそうです。
ベストショットを狙って納得の1枚が撮れたところで、浅いところまで泳いでいきます。もちろん流れがありますので、流れが弱くなるところまで頑張って泳ぎます。
お客様に残圧を確認するとエアーに余裕があり、経験豊富な方ばかりでしたのでさらに泳ぎ続けギンガメアジに会いに行ってきました。
まとまりはありませんでしたが、綺麗な銀色で体に傷も無くとても綺麗な群れでした。お客様も自然とシャッターを切る回数が多くなっていたように感じます。
まだ体が小さい群れでしたので、もっと成長して僕らダイバーを楽しませてほしいですね。
帰りは流れに乗って帰るだけなので、体も気分も楽チン♪です。
他の生き物との遭遇を楽しみに周りをキョロリと見渡せばカメが水面から降下してきました。流れがフォローでしたのでキックのギアを上げて、先回りして撮ったのが今回の画像です。
カメはしばらく僕らに撮影許可を出してくれたのか、流れに負けない華麗な泳ぎを見せながらナイスモデルとなっていました。
また、振り返るとイソマグロが目の前を通り過ぎたりして、絶え間なく生き物に遭遇することができました。
穴の中ではウミウシや人懐っこい魚に囲まれて気持ちよくエキジットすることができました。