コメント :
マツオダイスケ
今週は晴れが続いているものの、空には薄暗い雲が所々に広がっており、時折スコールを降らせることもありました。
日中、気温は30℃ぐらいありますが、風が強く夕暮れ時には肌寒く感じます。
夜は薄手の長袖、ボートダイブの際にはボートコート・ウィンドブレーカーなどをご用意されたほうが良いかと思います。
さて、今回のポイント情報はオブジャンビーチです。
ビーチに到着して海況をチェックすると、波はあまり立っていなくて比較的良いコンディションでした。
エントリーすると陽があまり差していないと言うこともあり、いつもより海の中は薄暗く感じました。
オブジャンならではの砂地で癒されるために沖へと向かいます。沖へ出ると流れはほとんどなく、快適に遊ぶことができました。
ガーデンイールも伸び伸びしていて気持ち良さそうです。
水面を見るとエントリーした時の薄暗さとは違い、綺麗なブルーが広がっています。波で水面が揺れるのも良い演出となっていました。
水面を見上げて「ボーーっ」としているときはニュートラルになることができ、とても癒されます。
砂地にはいくつか岩礁があるのですが、たくさんの生き物の住み処にもなっています。各種スズメダイ・固有種のイエローカーディナルフィッシュなど小さい魚がいっぱいです。
今日はいくつかある岩礁のひとつにアザハタと思われるハタと、クリーニング大好きアカシマシラヒゲエビに時間を割いて観賞してきました。
エビは岩陰や裏に居て、その前には魚が入れるスペースがあります。掃除をしてもらいたい魚は岩の隙間をくぐってエビの前で止まります。
その様子は、駅のホームに電車が停車するようにも見えます。
「プシュー・・・。」と自動扉の替わりに、ハタのエラと大きな口が開きます。
ハタ電車に軽やかに乗り込んだエビは小さなハサミを使って、掃除係りの人のようにせっせとクリーニングを始めます。
ハタの表情を見ると気持ち良さそうな顔はしていませんが、きっと格別なものなのでしょう。
よく見ることができるハゼとエビの共生も気持ちが和みますが、エビと魚のクリーニング関係?も抜群に和むことができます。
この電車の停車時間に決まりはないので、僕らも見られるときにしっかり見ておきました。心の中もゆったりすることができました。
本日の画像は「和み系クリーニングステーション」です。
本当はエビが魚の口に入って掃除しているシーンを紹介したかったのですが上手く撮影することができませんでした。
画像では伝わりにくいと思いますが、実際に見てみると和むこと間違いなし!です。オブジャンでダイビングする機会があるときは一度見ていただきたいです。
リップカレントはやや強めに出ていましたが、スムーズにエキジットすることができました。では、また来週お目にかかります。
最後になりますが、1月以降のご予約に空きがあります。どうぞ楽しいサイパンダイビング旅行をご計画ください。
随時メイダイブのホームページにて「お得なサイパン旅行!」の情報を掲載していきます。皆様、こちらのチェックもよろしくお願いいたします。