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:マツオリエ
「さぁ!今日はバンザイクリフの日!!」わくわくしながらボートに乗り込みました。
しかし、快晴のボート上は暑いです。「日陰に入りたい・・・」と思いながら、日焼け止めをたっぷり塗ってボートの縁にうずくまっていました。
「暑いよ〜!!」と耐えながらマニャガハ島を通り過ぎ、北側のホテルが見えはじめました。
気が早いのですが、ウィングビーチ沖に来たので、スーツなどを身に着けてエントリーの準備を始めます。「めざせ一番乗り!!」
バンザイクリフが見えてくると同時に、水面の波が大きくなってきます。
このままだったら「船酔いしそう・・・」なほどです。「早くエントリーしたい!」と気持ちがはやります。
さて、バンザイにはボートを係留するブイが2つあるのですが、タイミング悪く少し早めに到着したボートが陣取っていました。
ブイが空くまで、大きく揺れるボート上で器材を背負ってスタンバイです。潜降しやすくするためにブイのロープが必要なので、「まだかまだか?」とじっと待ちます。
意外に早くブイが空き、ボートのエンジンが止まってOKのサインが出た途端、我先に飛び込みました。笑。
どんどん潜りながら呼吸を整え、お客様のご様子を見ながら先端をめざします。ついでに他のボートのダイバーの動きもチェック!「これは先端へ一番乗りできそう♪」=大物遭遇率UP!
海の中はとても穏やかなので、ガンガン泳ぎ始めたら「先端、一番乗り!」ができました。ギンガメアジの群れがキラキラと光って見えます。
残念ながら近づこうとすると一定の距離を保つようにして離れていきます。少しでもダイバーの影が見えると逃げてしまうようです...たぶん一番近づけて15mくらいでしょうか。ちょっと悲しいです。
ギンガメアジはかなり沖へ泳いで行ってしまったので、深めに生息する生き物を見ることにしました。
本日の画像は「カシワハナダイ」と言うピンクの美しい魚です。
初めに見つけた個体は「婚姻色のオス」でした。婚姻色は初めて見ます。
お客様に知らせようと魚の後を追っていきました。すると上手く逃げられてしまい、また新たな個体を探し始めました。
運良く撮影しやすい場所で3匹が井戸端会議をしているような場面に遭遇しました。
海の中は恋の季節です。何の話をしているのか???想像してみてください。艶やかなピンクの美しい魚・・・もう少し浅い水深に遊びに来てほしいです。
その後もギンガメアジのカップルや地味だけど珍しい魚、けっこう人気の高い魚などを楽しんでエキジット。太陽もまぶしく、透明度も高く、海況も穏やかで何よりでした!
水面に上がるとウネリが強い・・・海の中はあんなに穏やかなのに。これがバンザイの不思議なところです。今年は何回潜ることができるでしょうか?
10月くらいまで潜れると思いますので、海況の変化が激しい中で落ち着いてダイビングできる方、トライしてみてください。
最後になりますが、皆様!6月以降の楽しいサイパン・ダイビング旅行をご計画ください!!ダイビング、ゲストルームの空きがございます。
またメイダイブのホームページでも、随時「お得なサイパン旅行!」の情報を掲載していきます。こちらのチェックもよろしくお願いいたします。