コメント
:マツオダイスケ
先週に引き続きサイパンでは変わらず風が強く吹いています。大潮周りと重なっているので、グロットは干潮時を狙えばエントリーすることが可能です。
しかし、干潮とは言え、時々大きな波が来るので、気をつけてエントリー岩に渡らなければなりません。もうしばらく海況と時間帯を考慮して潜っていきたいと思います。
さて、今回のポイント情報はオブジャン・ビーチです。
今日はオブジャンで2ダイブしたのですが、1ダイブ目の時点では潮がひいていたのと、風が弱かったので海面は穏やかでした。
2ダイブ目には風が強くなってきたので、少しずつ「ザバザバ」と波が立ってきました。
1ダイブ目は、沖の方まで足を伸ばす予定でしたので、ロープ潜降ではなく水面移動でリーフを抜けてから潜降しました。
オブジャンのカワイイ小魚達を観賞しながら、沖へと向かいます。沖へ出ると流れは「ゼロ」に近く、気持ち良くゆったりと泳ぐ事ができました。
沖へ出てすぐの事でした。水底にポツンと1匹サザナミフグが白砂をベッドに眠っていました。
これはチャンス!とみんなで撮影会の始まりです。気配を感じたのか僕らに気づいて、「ハッ!」としたサザナミフグ。
寝ぼけ顔なのか、とぼけ顔なのかわかりませんが(元々、のほほ〜んとしていて、とてもカワイイ顔をしてます。)そんな表情で、僕らとの距離を一定に保つようにフワフワと泳いでいました。
目覚めたフグにピントを合わせていると、別の方向からもう1匹のサザナミフグが目の前を横切っていきました。横切ったときは「エッ!何あれ?」とカメラを忘れて思わず見入ってしまいました。
なぜかというと、そのお腹はまるで妊婦さんのようで、フグって胎生なの?と思わせるぐらいのお腹でした。あのお腹はまさに横綱級!!!
重そうに泳いでるのが、これまたチャーミングでした。そして、かわいいサザナミフグ達と別れて、もう少し沖へと泳いでいきます。
すると、以前にも紹介したミゾレチョウチョウウオが1匹で縦横無尽に散歩をしていました。
僕らに気づいたミゾレチョウチョウウオは、自分から僕らの元に近づいてくれました。近づくやいなや、ダイバーの吐く泡を食べたり、体の周りを泳いだり、ウェット・スーツを突っついたりするクリーニングのサービス付きでした。
中でも特に微笑ましかったのが、お客様のマスクを突っついてる様子が顔にキスをしているようで、すっごく可愛かったです。
ダイバーを順にクリーニングしていたので、今度は僕の番かな?と期待して待っていました。
しかし、僕にはいっさい目もくれず「少しはかまってくれよ!」と言いたくなりました。悲しい…。
何はともあれ、僕らを癒してくれた好奇心旺盛なミゾレチョウチョウウオのカワイイレベルはかなりのものですよ。
いや本当に。ぜひ、皆さんにも見て頂きたいです。
今回の画像はそんな茶目っ気たっぷりなミゾレチョウチョウウオです。また、近いうちに会いに行こう!とそんな思いを抱きながら帰ってきました。
エキジットの時なのですが、リップカレントもそれほど強くなくスムーズに海から上がることができました。
最後になりますが、3月以降のご予約に空きがあります。どうぞ楽しいサイパン・ダイビング旅行をご計画ください。
メイダイブのホームページでも、随時「お得なサイパン旅行!」の情報を掲載していきます。皆様、こちらのチェックもよろしくお願いいたします。