コメント : マツオダイスケ
今週のサイパンは、夜になると雨が降り、ゴロゴロと雷が鳴る日が続いています。その影響で数日前のラウラウとグロットは、とても濁っていたそうです。しかし、本日は快晴!!=日焼け日和です。
さて、地形の勉強のためオブジャンへ行きました。沖の地形を覚えるためにトップを切らさせてもらいました。なかなか出来ない経験です。(ありがたや、ありがたや。)
僕が想定したコースは「左の根から沖に出て、右の根から帰ってくる。」と言う、時計回りで回ってくるコースです。
まず左の根では、ツブツブコイボウミウシやグアムイボウミウシなど、小さな生き物を見ることができました。のんびりと移動していると近くにいたダイバーが、何もない砂地で囲むようにいました。 「何だろう?」ハゼだとしたら巣穴に隠れてしまうので不思議に思っていました。
後でそこへ行ってみると……。なんと!カワイイ天狗顔のウミテングがいました!! 砂の上をモジモジと愛くるしく動いていました。(ありがたや、ありがたや。)
あまりの可愛さにパチリと1枚。2枚…5枚……動画も撮りました。とにかくたくさんです。笑。
ウミテングと別れた後、予定通り沖に出ました。ちょうど止まっていた潮が動き出す時間でしたが、流れは少し感じるほどでした。
沖のヨスジフエダイやハタタテダイの幼魚を見てから、アキアナゴの住み家まで行きました。予定ではここから北上でしたが、この区間の地形が曖昧でしたので予定変更! 来た道をもう一度引き返すことにしました。
この1本で地形を完璧に覚えたい!という思いが強いのと、逆にしっかり覚えないと何を言われるかわかりませんからね。(おそろしや、おそろしや…。笑。)
順調に来た道を確認しながら、のんびり生き物を探して帰りました。陸側の地形は頭に入っているので「大丈夫なはず!」です。
すると、枝のような物がピクリと動きました。 「なんと!タツノオトシゴの親戚、タツウミヤッコを発見っ!!!」
飛べないのに小さい羽がたくさん付いて、顔には藻のようなヒゲをたくわえていました。今まで見てきたヨウジウオより、タツノオトシゴをイメージしやすかったです。
本日の画像は喜びに手が震えた?タツウミヤッコです。改めて見ると、眼のところに赤い線が入っていたのですね。
擬態上手のタツウミヤッコを発見できたので、前よりも「生き物を見つける眼が良くなったのかな?」とついつい自惚れてしまいそうでした。(ん、なことはないか。笑。)
最後は、リップカレントも強くなく、スムーズにエキジットできました。
これで完璧?になった地形&僕が初めて見た生き物の発見により、中身の濃い勉強ができました!