サイパンポイント情報
○ポイント情報

  日 時 : 8月6日
  場 所 : ミクロネシア・サイパン
  ポイント : グロット
  天 候 : 晴れ
   風 : 北東 4m
  波 高 : −m
  気 温 : 30℃
  水 温 : 29℃
  透明度 : (↓)30m
  透視度 : (→)30m
   I N : 11:19
  OUT : 12:11
  潜水時間 : 51分
  MAX : 16.8m
  AVE : 11.4m

  【 撮影  カトウシノブさん 】
コメント : マツオダイスケ

前日は、雨の影響で土砂が流れ込んで透明度0メートルの状態でした...本日は、水面近くが少し濁っていましたが、外洋に出てしまえば透明度は30メートル近くありました。

「良かった。」と一息して、お客様のリクエストにお応えして「大物狙いコース」です!

進路の正面から流れが来ているので、泳いで行くのは結構大変です。しかし、大物に会えることを期待して、ロッククライミングのように岩につかまりながら進んでいきす。気分は「クリフハンガー」です。

折り返し地点に差し掛かる手前で、大きなオニカマスが強い流れの中「スーイ、スーイ」と泳いで行きます。オニカマスとの遭遇で、期待度がグーン!っとアップしました。

そして、ココからダイバーの期待していた以上のショータイムの始まりです!

グロットの穴付近で見られるギンガメアジより一回りも大きいサイズが登場です。ダイバー一同、目が釘付け状態です。

デジカメが手元に無かったので、以前に撮ってもらった画像を一枚。かなりの大接近でしたので、この画像が一番リアルにお伝えできると思います。

さて続きですが、ギンガメアジとダイバーの間を横切るカメ〜! ダイバーの目は大忙しで、感激しながらのUターンです。 「気分は最高♪」

帰りは中層を気球船のようにフワフワと流れに乗って帰ります。これも「大物狙いコース」の一つの楽しみです。






すると・・・ブラックフィンバラクーダの群れが正面から近づいてきました。バラクーダを観賞する時の「コツ」は、正面に周り込んで・止まって・見ることです。

1ダイブ目に突っ込み過ぎてしまったため、バラクーダの群れは離れていってしまいました...。 微妙な距離感なのですが、バラクーダにストレスを感じさせないようにすればもっと長く観賞できたと思います。

僕の師匠曰く「君達に危害を加えないよ」と気持ちを伝えることが大切だそうです。「う〜ん。奥が深い!!!」

よって、2ダイブ目には近づいて動かずに見守っていました。気持ちは「仲間だよ!おいで、おいで!!」と。かなり近づいてくれて、また戻って来てくれました。嬉しい瞬間でした。

ショータイムの締めは、小魚ハンターのカスミアジです。安全停止をしているときに、穴の中で楽しそうに泳いでいます。

最近、穴の中であまり見かけなかったのですが、何かについて泳ぐのが好きなカスミアジは、きっとダイバーについて来たのでしょう。

ダイバーのグループが何組かいたので、順に回って愛想を振りまいているようでした!
なんだかマスコット犬・タイガを見ているようでした。笑。
2005年8月6日号
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