昔は主要産業だった。
「あら〜!珍しい!!サイパン産の竹!」と言うのは
冗談ですが、サイパン産サトウキビです。

木曜に開催のストリート・マーケットにて、1本1ドル
で販売されていました。

「1ドルは安い!」とお客様が即買いし、店に戻りサ
トウキビの記念撮影です。

さっそく人の手と大きさ比べをしてみました。
なかなか太くて立派なサトウキビ!

さて、「味見をしよう!」と準備に取り掛かります。

皆さん、サトウキビを食べるには何が必要か?
想像してみてください。
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答えは「のこぎり」です。

シゲさんが日本製のこぎりをキレイにしてくれています。
お客様と力をあわせて、「ギコギコ・・、え〜い!」と
切り分けていきます。
切り分けたサトウキビですが、サツマイモのお菓子
みたいです。

これだけを見ていると、フカフカで美味しそう!!
さらに皮をむいて、かじりやすい大きさに切り分けます。

ほとんど繊維ですので、臼みたいなもので潰すと言うか
圧搾すれば、甘い汁だけを楽しめると思います。

しかし、あるのは「のこぎり」だけ・・・。 自分の口で
かみ続けて、汁を吸いだすしかありません。

味は「砂糖水」を飲んでいるような甘さが口の中に広
がります。
「タイガも食べてみる?」 笑。


戦前のサイパンでは・・・サトウキビ栽培の最盛期に
年間529,056.5トンも作られ、製糖工場もあった
そうです。

ちなみに砂糖は74,501トンの生産!

現在のサイパンからは想像もできません。